2012年06月01日
インド日記 ラストスパート
インド日記 11日目・12日目
眠って眠って眠り続ける10日目の夜、もしくは11日目の未明
ふと目を覚ますと通路と並列になる寝台の1階に大柄な欧米人らしい男性が座っている。
半袖半ズボン
足組み腕組み
あ。
寒いんだ←
ほんとに夜の寝台は寒いです。私はジャージ上とユニクロのダウン持ってたから平気だったんだけど…
とっても寒さに耐えてるような感じだったので、ダウンかジャージかしてあげようかと思ったのだが、ダウンはいとこに借りたものだから人に貸して持ってかれちゃったら困るし、ジャージは…こんなね、フル活用しているにも関わらず水洗いしてなくて10日もたっているようなものを果たして彼に着させていいものだろうか。
そもそも、あんなラグビー選手みたいな欧米人に高校ジャージ着せるって…シュールすぎるだろ。
一人問答してたら、彼いなくなってた。
再び眠りにつく。
列車がついたのはお昼ごろ。30時間の眠り列車の旅はむしろ楽チンだったわ
元気だったらずっと寝てもいられないから大変だったかも。
下ではインド人の家族とみんながいろいろ話しして仲良くなっていて、
園子はコメディアン
うちはシッカー(病気の人)あゆみちゃんはスリーパー(眠る人)
って言われてた
おっちゃんに(´∀`)…
子供が可愛くてみんなでいっぱい写真とった。
ところが
ハプニングが静かに始まっていた。
なんとこの電車、
デリーに停まらない←
まじかΣ
ちょっとすぎちゃったところで下車。今度はメトロに乗り、デリーへ行くことに。
えぇえええ!
と思ったけど、この先どうしたらいいか教えてくれた人がリクシャもつかまえてくれて、もとからそういう予定であったかのようにスムーズだった。
いや、おっちゃんはめちゃびっくりしたし大変だったのかもしれん。
シッカーは呑気なものでした。
メトロはほんと東京のメトロとなんら変わらん。
日本の「普通」の電車。
違うのはキップが紙じゃなくてコインだったことかな。

台湾もこんなんだったってあゆみちゃんが言ってた。
メトロでの出来事は
まずマーチングの人?
白い服で楽器もってるおじさんお兄さんおじいさんがいっぱい乗ってきた。
あと基本的に女性を座らせる。男性が能動的(?)に女性に席をゆずるのならたまーに日本でもあったりするかもしれないが、
びっくりしたのは女性が乗ってきて、その女性が座っている男性の肩叩いて、「ほら女が乗ってきたわよ、代わりなさい」と言わんばかりに席がチェンジされたこと。
おおお
このパターンは見たことがない
それとは逆に、
体の弱い奥さんと旦那さんが乗ってきたときに、まず奥さんを座らせて、そしたらその隣の若いカップルの彼女の方が「あなたも座って」って旦那さんに席をゆずるシーンも見た。
旦那さんは「いいよいいよっ(焦)」って言ってたけど彼女が「次で降りるからいいの」って言ってドアの方に行ったから旦那さん座って、奥さんもたれかかって楽そうだった。
その夫婦の図も絵画のように綺麗だったけど、カップルが次で降りるって言ってたのに降りなかったところに私は注目したいんだぜ
他人を労る心は日本人とかインド人とか関係なく、人間に共通する美しい面です。
夫婦の図もだし彼女の計らいもだし。
一緒だなと強く思う。
それは[日本人]=[インド人]
ではなく
[日本人・インド人]
一つのもののある区切り方フルーツタルトを切り分けて、1つ1つが同じ見かけにはならずとも、同じフルーツタルトには変わりないということです。
…例えが微妙すぎるな
そして腹減るわ
そんなメトロ
そしてインド中こんなって人間観察し続ける私(笑)
デリー着
初日に泊まったホテルに向かい、泊まりはしないけど真夜中の飛行機の時間まで休憩のお部屋を借りる。
交代でシャワー
ジーパンはもうはきたくないし、30時間着続けたエネルパンツも風呂あがったらはきかえたいしということで、ズボンもう一着買いに行くことに。
あゆみちゃんの買ったぞうズボンのトルマリンverを買ったのだが、これを着るとジャージからTシャツからカバンからズボンからみんな青色になってしまうことに気付いた。
気付いたが時すでに遅し。
うわーってなっていたが
あゆみちゃんに
「姉さん普段から全部水色!みたいなかっこうしてるじゃん。」
と言われ、
「確かに」
と思ったので、そのまま全身あお人間となる。
風呂あがって、
「サンダルも買おう!」←調子のってる
ということで
サンダルも買いに行った。
ちょうど気に入ったのがあって、買ったんだけどディスカウント出来ず。
こう言うと調子のってると思われるかもしれないけど、私たちは豊かな国から来た人間で、250ルピーだろうと175ルピーだろうと500円と350円で安いと思うじゃん。
なのにディスカウントする意味何だろうって。
これからもここに住み続けてルピー単位が生活の単位になるわけでもないのに。
インド人の好意価格だったらいくら下がるかなと思って、三回くらい「もうちょい下げたってーなー」と訴えたら30ルピー下がった。
なるほど30ルピーか。
いや、もしかしたら好意で30ルピーもすごいことなのかもしれん。
そんなわけで220ルピーで購入した私のサンダル。
ディスカウントが出来ずにいた頃の私として思い出に残るだろう。
インド感覚により近付けたら、次来た時は自然と考えも変わって必死で値切るようになるかもしれん(笑)
それはまた
次来たときが楽しみだなぁ
一旦ホテルに戻り、女の子みんなでインドの最後の晩餐会。
まず屋台のチキン。
インドで食べたなかで一番美味しかった。
ちなみに2番目はモニシの教えてくれたラッシー。
それから、いろんなお店の人に「どこのレストランが安くて美味しい?」って聞いて(なんだか旅っぽいねー笑)
教えてもらった
ソヌレストラン
私の最後の晩餐は、
なんと、
焼きそばでした←どーん。
チャイニーズ
チョーメン
うまかった。
味見したみんなにも好評+
結局私はインド始め3日以降カレーを一切口にしていない←
由々しき事態じゃな。
空港までは
タクシーで
デリーの空港内で、リシュケシュに行っていた阿笠博士に会い、インド滞在12日目を迎え(12日目はインドを脱出しているけれど)香港で元太くんも合流し、帰沖、と
こうなるのであります。
寝台で30時間より飛行機で8時間の方が何倍もキツかったわ。
いやはや、
最後はやっつけ感が拭えない感じで申し訳ないのですが、最後までかけてよかった。
お付き合いいただきありがとうございました。
A4用紙77枚分・48096文字です。
後半はただただ体調を崩し、眠るばかりでしたわな。
それでもまた行きたいと思える。インド。素晴らしい。

ありがとうございました^^
眠って眠って眠り続ける10日目の夜、もしくは11日目の未明
ふと目を覚ますと通路と並列になる寝台の1階に大柄な欧米人らしい男性が座っている。
半袖半ズボン
足組み腕組み
あ。
寒いんだ←
ほんとに夜の寝台は寒いです。私はジャージ上とユニクロのダウン持ってたから平気だったんだけど…
とっても寒さに耐えてるような感じだったので、ダウンかジャージかしてあげようかと思ったのだが、ダウンはいとこに借りたものだから人に貸して持ってかれちゃったら困るし、ジャージは…こんなね、フル活用しているにも関わらず水洗いしてなくて10日もたっているようなものを果たして彼に着させていいものだろうか。
そもそも、あんなラグビー選手みたいな欧米人に高校ジャージ着せるって…シュールすぎるだろ。
一人問答してたら、彼いなくなってた。
再び眠りにつく。
列車がついたのはお昼ごろ。30時間の眠り列車の旅はむしろ楽チンだったわ
元気だったらずっと寝てもいられないから大変だったかも。
下ではインド人の家族とみんながいろいろ話しして仲良くなっていて、
園子はコメディアン
うちはシッカー(病気の人)あゆみちゃんはスリーパー(眠る人)
って言われてた
おっちゃんに(´∀`)…
子供が可愛くてみんなでいっぱい写真とった。
ところが
ハプニングが静かに始まっていた。
なんとこの電車、
デリーに停まらない←
まじかΣ
ちょっとすぎちゃったところで下車。今度はメトロに乗り、デリーへ行くことに。
えぇえええ!
と思ったけど、この先どうしたらいいか教えてくれた人がリクシャもつかまえてくれて、もとからそういう予定であったかのようにスムーズだった。
いや、おっちゃんはめちゃびっくりしたし大変だったのかもしれん。
シッカーは呑気なものでした。
メトロはほんと東京のメトロとなんら変わらん。
日本の「普通」の電車。
違うのはキップが紙じゃなくてコインだったことかな。
台湾もこんなんだったってあゆみちゃんが言ってた。
メトロでの出来事は
まずマーチングの人?
白い服で楽器もってるおじさんお兄さんおじいさんがいっぱい乗ってきた。
あと基本的に女性を座らせる。男性が能動的(?)に女性に席をゆずるのならたまーに日本でもあったりするかもしれないが、
びっくりしたのは女性が乗ってきて、その女性が座っている男性の肩叩いて、「ほら女が乗ってきたわよ、代わりなさい」と言わんばかりに席がチェンジされたこと。
おおお
このパターンは見たことがない
それとは逆に、
体の弱い奥さんと旦那さんが乗ってきたときに、まず奥さんを座らせて、そしたらその隣の若いカップルの彼女の方が「あなたも座って」って旦那さんに席をゆずるシーンも見た。
旦那さんは「いいよいいよっ(焦)」って言ってたけど彼女が「次で降りるからいいの」って言ってドアの方に行ったから旦那さん座って、奥さんもたれかかって楽そうだった。
その夫婦の図も絵画のように綺麗だったけど、カップルが次で降りるって言ってたのに降りなかったところに私は注目したいんだぜ
他人を労る心は日本人とかインド人とか関係なく、人間に共通する美しい面です。
夫婦の図もだし彼女の計らいもだし。
一緒だなと強く思う。
それは[日本人]=[インド人]
ではなく
[日本人・インド人]
一つのもののある区切り方フルーツタルトを切り分けて、1つ1つが同じ見かけにはならずとも、同じフルーツタルトには変わりないということです。
…例えが微妙すぎるな
そして腹減るわ
そんなメトロ
そしてインド中こんなって人間観察し続ける私(笑)
デリー着
初日に泊まったホテルに向かい、泊まりはしないけど真夜中の飛行機の時間まで休憩のお部屋を借りる。
交代でシャワー
ジーパンはもうはきたくないし、30時間着続けたエネルパンツも風呂あがったらはきかえたいしということで、ズボンもう一着買いに行くことに。
あゆみちゃんの買ったぞうズボンのトルマリンverを買ったのだが、これを着るとジャージからTシャツからカバンからズボンからみんな青色になってしまうことに気付いた。
気付いたが時すでに遅し。
うわーってなっていたが
あゆみちゃんに
「姉さん普段から全部水色!みたいなかっこうしてるじゃん。」
と言われ、
「確かに」
と思ったので、そのまま全身あお人間となる。
風呂あがって、
「サンダルも買おう!」←調子のってる
ということで
サンダルも買いに行った。
ちょうど気に入ったのがあって、買ったんだけどディスカウント出来ず。
こう言うと調子のってると思われるかもしれないけど、私たちは豊かな国から来た人間で、250ルピーだろうと175ルピーだろうと500円と350円で安いと思うじゃん。
なのにディスカウントする意味何だろうって。
これからもここに住み続けてルピー単位が生活の単位になるわけでもないのに。
インド人の好意価格だったらいくら下がるかなと思って、三回くらい「もうちょい下げたってーなー」と訴えたら30ルピー下がった。
なるほど30ルピーか。
いや、もしかしたら好意で30ルピーもすごいことなのかもしれん。
そんなわけで220ルピーで購入した私のサンダル。
ディスカウントが出来ずにいた頃の私として思い出に残るだろう。
インド感覚により近付けたら、次来た時は自然と考えも変わって必死で値切るようになるかもしれん(笑)
それはまた
次来たときが楽しみだなぁ
一旦ホテルに戻り、女の子みんなでインドの最後の晩餐会。
まず屋台のチキン。
インドで食べたなかで一番美味しかった。
ちなみに2番目はモニシの教えてくれたラッシー。
それから、いろんなお店の人に「どこのレストランが安くて美味しい?」って聞いて(なんだか旅っぽいねー笑)
教えてもらった
ソヌレストラン
私の最後の晩餐は、
なんと、
焼きそばでした←どーん。
チャイニーズ
チョーメン
うまかった。
味見したみんなにも好評+
結局私はインド始め3日以降カレーを一切口にしていない←
由々しき事態じゃな。
空港までは
タクシーで
デリーの空港内で、リシュケシュに行っていた阿笠博士に会い、インド滞在12日目を迎え(12日目はインドを脱出しているけれど)香港で元太くんも合流し、帰沖、と
こうなるのであります。
寝台で30時間より飛行機で8時間の方が何倍もキツかったわ。
いやはや、
最後はやっつけ感が拭えない感じで申し訳ないのですが、最後までかけてよかった。
お付き合いいただきありがとうございました。
A4用紙77枚分・48096文字です。
後半はただただ体調を崩し、眠るばかりでしたわな。
それでもまた行きたいと思える。インド。素晴らしい。
ありがとうございました^^
Posted by ましろー at 22:31│Comments(0)
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